航空業界は戦国時代!アロハ航空赤字
ハワイ州の諸島間を行き来するのに欠かせない存在の飛行機。ハワイ諸島間を所狭しと結んでいるこれらの飛行機を利用した方も少なくないはず。日本から旅行できた方もオプショナルツアーの他島観光などに利用しているだろう。
そんな、ハワイの航空旅客業界は現在、主に3社が競争をしている状況だ。ハワイにおけるこの航空3社とはハワイアン航空、アロハ航空、それに最近何かと話題を振りまいているgo!である。実際にこの3社がハワイ諸島間の航空路線を独占している状況だ。今までハワイアン航空とアロハ航空の2社だけで運行をしていたハワイ諸島間の路線も格安チケットを売りとするgo!の台頭により経営が揺らいできている。その中でもあおりを一番受けているのがアロハ航空。なんと$2400万の経営赤字をだしてしまったそうだ。
アロハ航空の赤字経営の背景には、値上がりを続ける航空燃料と同業他社との料金設定競争が確実に影響をしている。同社の米運輸省への事業報告によると2007年の第一四半期で経営損失が約$2430万にまで広がってしまったそうだ。go!の台頭による航空運賃の値下げはとどまることを知らず、アロハ航空の営業利益は2006年の第一四半期から今年の第一四半期に比べ約10.3%も下落。一方、航空燃料費や人件費などの支出は広がる一方で一年の間に約7%も増えてしまっている。
航空業界の異端児的な扱いを受けるgo!は路線就航当時から格安運賃の設定を売りにしており、片道$29、$19、ついには$9という他社には中々追随できないような運賃設定を行うプロモーションを成功させており着実に顧客を増やしている。
go!をきっかけとする航空運賃競争によりこれだけの損失を抱えてしまったアロハ航空。今後はテキサスに拠点を置くコンサルティング会社の助けも借りつつ、経営の再建に乗り出すという。果たして事業の再建はうまくいくのだろうかどうか。
ハワイの航空業界は今まさに戦国時代。アロハ航空も生き残れるといいのだが。彼らを取り巻く状況は一層厳しいものになっていきそうだ。

