コナのホテル、2500万ドルで今夏改修
ハワイは現在、非常に景気が良いと言われている。その証拠に失業率も改善されつつあるし、街に目を向ければ至る所で新しいホテルやコンドミニアムが建設されたり改修されたり、まさに休むことを知らずに成長を続けているみたいだ。オアフ島だけがこういった好景気の波に乗っているのかと思えば、他の島も例に漏れず中々景気が良いらしい。
マウイ島には多くのアメリカ本土の人たちの別荘が建っている、そしてハワイ島にはゴルフリゾートが沢山存在している。いずれの地域もオアフ島とは違って静かで自然豊かな環境が魅力の一つとなっている。こうした好景気の中、逆に経営が思わしくないホテルやコンドミニアムも多く、閉鎖したり売りに出されているものも少なくは無いのだ。
その例に漏れず、ハワイ島はコナ地区にある老舗ホテルの一つ、キングカメハメハコナビーチホテルが売りに出されていたのだが、無事に買い取り先も決まり新たな出発をする事が決まった。
カリフォルニアに拠点を置くホテル運営会社と地元の投資家達が分担した形でこのキングカメハメハコナビーチホテルを買収した格好となっているが、今夏に約2500万ドルをかけて大幅な改修が施されることになっており新たなホテルとして生まれ変わることが決定した。今年の夏から改修工事は始まり後期は来年まで続く事が予定されているが、いずれにせよ早く生まれ変わった綺麗なホテルになる事が期待されている。
現在のホテルの建物は1970年代中ごろに建設され、1997年を最後に改修がされてこなかったそう。ホテルの施設の各所で老朽化が確認され補修、改修は近年避けられない状況となっていた。そして、今回行われることになる改修では客室内部、ロビー、プールを全く新しいものに生まれ変わらせることになっている。さらに今まで入っていたテナントも一新し、全く新しい店舗が同ホテル内に入ることになりそうだ。同ホテルが売りに出されていた背景には近年の客室稼働率の効率の悪さにあるようだ。現在の同ホテルの平均宿泊費は一晩あたり約$100前後。古い建物のホテルでこの値段では中々客足も伸びず、稼働率はここ数年減少を続けていたという。長年、コナに根差して経営してきたこのホテルもついに他人の手に渡ることになったのだ。
しかしながら、我々利用する側の人間にとってはホテルが新しくなって、綺麗になるということは非常に嬉しいことである。好景気に沸くハワイ、その明るい部分と暗い部分を見た気がした。しかし、数年前の不景気の時期なら新たな買い手もつかず完全に倒産していただろう。やはり、ハワイは現在好景気の真っ最中なのかもしれない。

