ハワイ大がネーミングライツを募集
日本でも今やお馴染みとなってきている施設命名権は、アメリカではネーミングライツと呼ばれスポーツチームや企業が有力な収入を得る手段として非常に有名になっている。日本国内に目を向けても東京の「味の素スタジアム」や横浜の「日産スタジアム」など沢山存在している。そしてネーミングライツの本場アメリカに目を向けるとシアトルの「セーフコ・フィールド」やハリウッドにある「コダック・シアター」などが超有名な施設として世界中に知られている。
多くの施設がスポンサー企業などであり、その費用対効果が高いことが確認されたことから多くの企業の名前が施設の名前になることが多いそうだ。このネーミングライツはここハワイではまだまだ浸透しているとは言えない状況である。そもそもハワイにプロスポーツが存在していないというのが大きな原因の内のひとつと考えられるが、ネーミングライツは何もプロチームだけに特化されたものではないのである。そこに目をつけたのがわれ等が地元の雄として知られるハワイ州立大学。今、ハワイ州立大がネーミングライツを募集している。

7月26日木曜日にオアフ島はパールシティで開かれたハワイ州立大学教育システムの月例会議内において、体育学部の委員会がハワイ州立大学の体育学部施設にネーミングライツを募集することを提案したそう。ハワイ州立大の委員会内では、この動きを歓迎する動きが見られている。こうした背景にはハワイ州政府がハワイ州立大学に与える予算以上に収益を得て、施設を充実させようということからだ。ハワイ州立大学体育学部の学部長ハーマン・フレイザー氏は「我々は施設を充実させ、維持するために州の資金提供の枠組みを超えた新たな機会を求め続けていました」と発表した。また、体育学部はここ数年のハワイ州立大学のアメフト部が調子の良い事からネーミングライツもすんなり決まるだろうと見込んでいる。ネーミングライツにより得られた収入は、施設維持費はもとよりあらたな施設を建設する費用にまわされるとの事。
今回のハワイ州立大のネーミングライツを募集する施設はアメフト部の事務所が入っている複合施設、10の個人オフィス、アメフト部のヘッドコーチのオフィス、二つの会議室、視聴覚室と延べ3,500平方フィートもの施設がネーミングライツの募集を行うことが決定された。もし、全ての施設にネーミングライツの申し込みがあれば、州政府が支給する予算の110%をまかなう事になっておりハワイ州立大学側は大きな期待を寄せている。その内日本企業もネーミングライツを申し込んでトヨタオフィスやソニー会議室などという名前が出てくるかもしれない。また、ハワイでビジネスをしようとしている方々には会社の広告を兼ねた高い費用対効果に期待できる良いチャンスとなるだろう。
