ハワイ州の平均賃金は本当に低いの?
連邦政府は9つのメジャーな職種の平均賃金をアメリカ州にある78の大都市で調査を行った。その結果、ホノルル州のチャイルドケアーワーカー、小学校の先生、トラックドライバー、ガードマン、会計士、そしてコンピュータープログラマーの平均賃金がこの全体の州平均以下であることが連邦政府が行った調査で明らかになった。
本調査の結果、ホノルルにおける平均賃金は全体平均よりも3%上回っている。しかしカリフォルニア州に位置するサンフランシスコやサリナスといった町の平均と比べると大きく下回る。因みにサンフランシスコやサリナスといった西海岸にある主要都市の平均賃金は全体平均よりもなんとそれぞれ17%、13%も上回る結果となった。
逆にラスベガスは全体平均よりも3%下回り、ブランズビル(テキサス州)においては最低平均賃金となり19%も全体の平均よりも下回る結果がでた。この調査で基準にしているものは、基本給、年収、コミッションそしてボーナス収入である。よって各都市における生活費の差やインフレ率などは一切関係ないものとみなしていますホノルルの就業率は2.8%で、アメリカ全土で一番低く、職種によっては全体の平均を大きく上回るものも存在しています。中でもサービス業、建築関連、設置、メンテナンス、そして修理関連業など。特にハワイ州の不動産バブル的なものもあってか、建築関連の平均賃金において全体平均を7%も上回る結果がでている。また各設置、メンテナンス、そして修理関連業においてもなんと10%も全体平均から上回っている。
ここでいう設置、メンテナンス、修理関連には電気工士などが含まれ、彼らはなんと時給$30.06も稼いでいるそうです。全体平均はなんと$15.89で、ホノルル電気工士は全体平均よりもほぼ倍もの賃金を支払われていることになる。またサービス業に含まれるホテルのデスクの人々の全体平均賃金はたったの$8.56だが、ホノルルのホテルデスクで働いている人たちの平均賃金は$15.16とこちらも倍近く差がでていることがよく分かる。しかしホノルルの会計士の平均年収は、$46.670で全体平均である$52.210と比較すると大きく下回っている。システムエンジニアにおいても、ホノルルの平均$86.090で全体平均年収の$96.520と比べるとこれまた大きく下回っていることが分かります。
この調査の結果をみても分かるよう、ハワイ州の平均賃金が必ずしも他主要都市の平均と比較して低いとは限られません。勿論今回の調査が行われたアメリカ全土の主要都市78の生活費やインフレ率、そして環境レベルは大きく違いがあると思います。調査の数字を見ただけでは、自分にはどこの町が適しているか、などは完全には把握しにくと思います。でも少なくとも私はこの調査の結果を見て、テキサスに引っ越そう!なんては全く思いません。このハワイの気候と雰囲気、これは私にとってお金では買えない一つの感覚的価値だと思っています。
