ハワイにも代替燃料の時代が!?
ここ数年全世界で石油等の化石燃料に頼る時代から、エタノールや天然ガスなどの代替エネルギーへの移行、開発が盛んに行われています。日本では北海道のロシアよりのシベリア地区のオホーツク海に大きな天然ガス田が発見されており、これからのエネルギー事情に何らかの影響を及ぼしそうです。
また、その代替エネルギー問題にはここハワイにも敏感で、巷ではトヨタのプリウスを始めとするハイブリッドエンジンを搭載した車が沢山街中を行き交っています。そんなハワイにある地元最大手のガソリン卸会社であるアロハ石油が現在新たなエネルギーに着目して商品開発を目指しているようです。
現在、ハワイ州内ではガソリンなどの燃料価格の高騰が消費者の財布の紐を苦しめています。ガソリンの値段や船の燃料の値段は上がるばかりで中々数年前のように下がってはきません。そこで出てきたのが非エタノールガソリン。果たして、それは一体どんなものなのでしょうか。
アロハ石油にによると、現在ガソリンの中にエタノールを存在させない非エタノールガソリンをハワイ州内の船の燃料として提供しているとの事です。この非エタノールガソリンは「アロハクラシックガソリン」と呼ばれ、現在はオアフ島とハワイ島内の数箇所のマリーナで船の燃料として利用できるそうです。
この非エタノールガソリンであるアロハクラシックはガソリンとして十分な機能を果たすオクタン価を89としており、二酸化炭素の排出量を従来よりも大幅に減らすことが出来るという優れもののガソリンです。このガソリンは現在では船を始めとする海洋動力期間にのみ提供されていますが、近い将来車などでも利用が開始される予定です。
アロハ石油のボブ・メイナード社長によると、アロハクラシックガソリンの開発理由として、以前から船用の燃料にはエタノールが混合された燃料が使われており、そのエタノールによって船のエンジン機関が汚れ、異常燃焼や故障を引き起こす原因となっていた事が挙げられると発言しています。
また、これらの異常燃焼は二酸化炭素や一酸化炭素などの地球温暖化につながる化学物質も排出しており、環境にも非常にマイナスな影響も及ぼしているのです。ですので、このアロハクラシックガソリンがこれからのハワイ州内の船を使う利用者や環境にとって一役買いそうな雰囲気ですね。こういった環境ビジネスがハワイでもっともっと盛んになれば良いのになと思います。


