火山+霧=「VOG/ヴォグ」
2007年2月1日

ハワイではよくVOGという言葉を耳にします。「VOG」とは「Volcano/火山」+「Fog/霧」の合成語で火山スモッグのことを意味し、VOGがひどい時には大気が白く曇り、少し息苦しいような不快感を覚えます。1983年から今もなお噴火活動を続けるハワイ島のキラウエア火山の噴火時に、二酸化硫黄と大気中の汚染物質などが化学反応を起こし、日光や大気中の水分や酸素に反応します。
VOGについては大々的な研究はまだなされていませんが、人間の肺や免疫機能の低下にもつながる可能性があるとされています。今までにもVOGによって頭痛、呼吸困難(喘息を含む)、インフルエンザのような症状、脱力感などを感じた例があり、これらの症状は主に子供に多いこともわかっています。
ハワイ諸島では主にVOGはハワイ島の西海岸での被害が多いとされていますが、ハワイ特有のトレードウィンド(貿易風)によって南西や北側の海岸沿いにまで被害が及ぶ場合もあり、風の向きによってはハワイ諸島全般、オアフ島でも被害が大きいときがありますので注意してください。ハワイに吹く風は1年と通して吹く北東からのトレードウィンド(貿易風)と春に吹くことの多い南からの暖かいコナウィンドの2種類があります。