米ガソリン税が夏の間だけなくなる?!
2008年5月2日
燃料コストの値上げに直面している中で、大統領候補であるヒラリー・クリントン氏とジョン・マケイン氏は連邦ガソリン税(高速道路や橋などを維持するために使われている)を無くすという案を打ち出した。この計画はガソリン税(およそ18.4セント、ディーゼルでは24.4セント)を需要期のピークである夏の何ヶ月かのあいだ課税しないというもの。これに対して民主党のオバマ氏は、ごく僅かな利益しか得られないという理由で計画に反対しているという。
一部のアナリストは、ただでさえ毎日値上がりしている燃料費から税金を抜くだけでは料金にそんなに大きな変化は無く、ドライバーも認知できないのではないか、また、ガソリン税を無くすと逆に燃料費を引き下げる事が難しくなるという。更に、多くのガソリン・スタンドのオーナー達はここぞとばかりにより高い価格を維持することによって自分たちの利益を増やそうとするのではという懸念もある。別のアナリストは燃料費が安くなった場合の交通問題を指摘。そして安くなればそれだけ需要が上がり、際値上げをするといった悪循環が作られるのではないかとも言われている。
ガソリン課税を無くす間、クリントン氏とマケイン氏には収益の損失を補う方法について異なる意見があるという。クリントン氏が石油会社に対する超過利潤税金を課すと述べる一方で、マケイン氏は税によって資金を供給される輸送プロジェクトの代償を払うために一般的な政府収入から資金を流用すると主張している。これら全てに対しブッシュ大統領はもう一度自分で問題解決法を思案する、と述べている。しかし、議会の多くはこの計画が価格にほとんど影響を及ぼさないと思っているらしい。