ゴキブリ根絶計画
2008年5月7日
ハワイ州保健省は、家庭における喘息とペストにおける研究の結果の下、カリヒ地区でゴキブリ用の罠を配布することを発表した。当局はこの計画を「Catch-a-Roach Project(ゴキブリ捕獲計画)」と呼び、カリヒ公共住宅課の協力を得て実行に移すという。主な計画内容として、公共住宅に住む375家庭にゴキブリ用の罠を配布し、後日、健康調査を行うというもの。
ハワイでの喘息患者のおよそ半数以上がペストに対してアレルギーを持っており、州保健省はその原因がゴキブリにあると見て研究を続けていた。その結果、ゴキブリの糞や唾液に含まれるタンパク質がくしゃみ、せき、呼吸困難や目のかゆみなどを引き起こす原因になることがわかった。ハワイに住む多くの人々がゴキブリと喘息の関連を知らないため、子どもで12%、大人で8%(全米で最も多い)がゴキブリが原因で喘息を患っていると見積もられている。この計画がカリヒ地区で成功した場合、他の地域にもこの計画を拡大する予定である。
科学者からゴキブリに関する問題を抱えている人々へのアドバイスとして、根絶するには餌罠が最も効果的であるという。また、壁やドアなどのヒビや窓の網戸、配水管まわりの隙間などに封をすること、台所を清潔に保ち、がらくた(古新聞や空ダンボール箱など)を処分することが奨められている。