テキサス州でドリーネが発生
2008年5月9日
テキサス州のDaisetta(人口約1000人)という小さな町でドリーネ(石灰岩台地のすり鉢穴)が発生し、住民たちが脅かされている。この2日間にわたりドリーネは石油タンクや車、電柱などを飲み込んでいる。住民が心配の色を隠せない中で当局は、ドリーネの成長はたぶん、非常に遅いだろうと見込んでおり、住宅地にはほとんど影響がないと発表した。ドリーネ付近には約100世帯、4分の1マイル未満離れた場所には学校もあるという。
このドリーネは水曜日に発生した時は20フィートほどのものであったが、現在は900フィートにまで広がり、深さは250フィートに及ぶという。これにより住民はこのペースで成長すれば町全体が飲み込まれるのはないかと心配している。地質学者はドリーネ発生の原因を調査中である。
Daisettaの地面したは何百万年もかけて石油や天然ガスが溜まって形成された岩塩ドームであり、可能性として考えられる原因としては石油を掘るために掘った穴がドームの最上部を弱めてしまったか、あるいは地下水がドーム内に漏れて岩塩にヒビが入ったことが挙げられる。地質学者グループは周囲の地域でより多くの実験やテストなどを予定しているが、地面の安全性を確認するまでに最低3ヶ月はかかると警告をしている。